渋川中央病院だより 過去分 (平成26、27年度)
渋川中央病院だよりNo.174(3月号)
ナーシングホーム入居者募集中
自分の身体を守るコツ~腰痛について~
近年、様々な要因で腰痛を抱えている人が増加しています。生活の中で多くの人が悩む腰痛の予防法として『筋力をつける』『動作や姿勢の工夫』『腰椎の柔軟性を保つ』など様々なものが挙げられますが、今回はその中でも簡単に行える『腰椎の柔軟性を保つ』について紹介します。
理学療法士 新井徹・須田夏海
●両方の足の裏を付けたあぐらを取ります。次に伸ばしたい側の膝をベッドへ近づけながら、体を反対側へ傾けて膝側の腰背部の筋を伸張します。
●長座位を取り、片側の膝を抱えます。次に顎を膝に近づけるように体を傾けていき、抱えた方の臀部の筋を伸張します。
デイケアの節分
2月3日、デイケアでは節分行事をしました。
職員や実習に来ていた看護学生が鬼に扮し部屋に入ってくると、利用者様が作った新聞紙の豆を笑顔で投げられていました。最後に何曲か歌って、とても楽しい節分を過ごすことができました。
デイケアセンター 新藤 陽子
回復期リハビリ病棟のニュース
*患者様からコメントをいただきました
「2月3日、節分行事」
早いものでお世話になってからもう一ヶ月が過ぎました。
職員の皆さんが毎日、試行錯誤して患者さんの事を考え、どうしたら楽しんでもらえるか、一生懸命な姿にいつも感謝しています。
今日は節分というので、鬼の衣装を着て登場してくれ、思ってもいなかったのでビックリしました。豆の代わりにお手玉と紅白のボールを、童心に返って投げました。
最後は皆でピースをして集合写真を撮っていただきました。とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
入院患者 佐藤 富子様
*レクリエーションの様子
回復期リハビリ病棟では、レクリエーションの終わりに、歌に合わせた体操を行っています。今は「青い山脈」を歌っています。患者様も知っている歌なので、皆ノリノリで楽しそうです。
回復期リハビリ病棟 佐藤 ことみ
スタッフの手作り
スタッフ手作りの紙人形劇「かさ地蔵」に挑戦し、患者様の反応にドキドキしながら、ナレーションに合わせ紙人形を動かして、表現しました。
昔懐かしさがあり、感動して泣いている患者様や穏やかな表情で見てくれていたのが印象的でした。
患者様の感想を紹介します
*懐かしかった。お地蔵様の気持ちのように、誰もが親切にしてもらえれば嬉しい。
S様(男性)
*雪を袋ごと投げてしまえば、もっと笑いがとれたんじゃないか。
K様(男性)
その他、珍しかった、日常と違う事だったので楽しかったなどの意見をいただきました。
療養病棟 木暮 明美
「酸素ボンベの取扱いと点検」研修
2月4日、透析棟1階ホールにて、医療ガス安全管理委員会主催の「酸素ボンベの取扱いと点検」の研修を行いました。株式会社マルホンから講師を招き、基本的な取扱いについて、DVDを使った研修と、講師による講義を行いました。酸素ボンベの取扱いは、日々の看護業務の中で重要な作業の一つであり、それを安全に行うための研修となりました。
渋川中央病院だよりNo.173(1月号)
新年のご挨拶 医療法人菊栄会 理事長 菊地威史
明けましておめでとうございます。
今年は申年。猿にあやかって柔軟に災難から身をかわしたいものです。
安倍首相は、介護を機に仕事を辞める「介護離職」の解消を目指し、高齢者の受け入れ先の増設を行う方針を示しています。当法人も昨年10月にサービス付き高齢者向け住宅「ナーシングホーム石原の里」を開設しました。おかげ様で少しずつ入居者様に恵まれて、順調なスタートを切っております。
透析・リハビリ・サービス付き高齢者向け住宅と、地元の皆様に頼りにされる病院として努力していきたいと考えております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
新任医師紹介
大久保 雄彦 (消化器、乳腺・甲状腺)
11月より非常勤医師として、毎週火曜日にお世話になっています。少しでも早く仕事に慣れて、患者さんのお役に立てればと思います。
第10回院内研究発表会開催
11月24日、デイケア室にて、平成27年度院内研究発表会を行いました。この研究発表会も今年度で10回を数え、200名以上のスタッフが参加しました。日頃の業務改善への検討や、新しい取り組み等、患者様や利用者様へのより良い医療・サービスの提供を目指した、例年に増して内容のある研究発表会となりました。
|
演題 |
所属 |
発表者 |
1 |
申し送り短縮と改善を試みて ~ケアパルシステムを活用した取り組み~ |
回復期リハビリ病棟 |
桜井 裕美 |
2 |
申し送り改善への取り組み ~申し送り時間の短縮と内容充実の重要性~ |
療養病棟 |
兵藤 好子 |
3 |
ホール対応の円滑化 ~タイムスケジュールを見直しサービスを向上させる取り組み~ |
デイケア |
永井眞由美 |
4 |
当病棟における看護職のストレスの現状 ~職業性ストレス簡易調査票を用いて~ |
本院一般病棟 (3グループ) |
樋田 里香 |
5 |
患者の荷物管理について |
療養病棟 |
中上 裕喜 |
6 |
整容に対する意識の向上 ~鏡と くし を設置して~ |
回復期リハビリ病棟 |
小林 広美 |
7 |
抜針事故の原因と対策 |
透析室 |
西脇桂一郎 |
8 |
薬剤の配合変化に関する情報管理 ~当院採用注射薬剤を中心に~ |
薬剤部 |
宇多理香子 |
9 |
渋川圏域における退院調整ルールの策定 ~病院・ケアマネ連携体制づくりの取り組み~ |
居宅介護支援室 |
田辺由美子 |
10 |
当院における訪問リハビリテーションの取り組みについて |
リハビリ科 |
加藤 幸恵 |
11 |
看護支援システム導入における取り組みから ~看護必要度記録の利便性向上へ向けて~ |
看護必要度検討委員会 |
羽鳥 薫 |
12 |
マイナンバー制度について |
経理部 |
菊地 佳子 |
ケアコムの看護支援システムを導入して
6月より当院の病棟では、看護支援システムを導入しました。看護記録は、今までと同じで手書きの記録を行っていますが、温度表、褥瘡管理、看護必要度などは看護支援システムを使用しています。このシステムは、時間の短縮化や利便性に優れています。
先日行われた第10回院内研究発表会では、リハビリ病棟と療養病棟でも看護支援システムの導入により、申し送りの短縮化が図れたことや、看護必要度の記録が短縮し、使いやすくなったなどの症例発表がありました。しかし、利便性が良い分簡易化により正確さにかけることがあります。そのため見落としがないよう、日常の業務を確実に行い、記録に残せるよう注意していく必要があります。
記録にかかる時間が短縮された分、看護業務の向上や患者様への関わりが増えてきました。また、リハビリ病棟・療養病棟・本院病棟と看護支援システムでの情報共有を行えるなどの利点もあります。利点を生かし、欠点を補えるよう日頃の記録を適切に行っていきたいです。
本院一般病棟スタッフ(看護職)
症例検討会
当院リハビリテーション科では、11月4日、12日に症例検討会を行いました。現在担当している、もしくは担当していた患者様に対して治療を進めていく上で工夫点や反省点を踏まえつつ、疑問点について様々な意見が出ました。症例検討会で頂いたアドバイスを今後の治療に活かせるように取り組んで行きたいと思います。
リハビリテーション科 理学療法士 島田誠
デイケアの行事(そば打ちと日本舞踊)
11月17日、香り高い新潟産のそば粉を使用して、そば打ちの実演が行なわれました。そば打ち経験のある利用者様もお手伝いに入っていただき、とても楽しいそば打ちになりました。皆様に喜んでもらえ、よかったです。
デイケアセンター 新藤陽子
同日、日本舞踊の方が慰問にみえました。当日は午前中にそば打ち行事も重なり、昼食に手打ちそばを堪能されて、午後はしっとりあでやかな踊りを披露していただきました。
また、利用者様もうちわを持って手拍子されたり、声を出して歌ったりと楽しい一時を過ごされました。
デイケアセンター 山田和子
免荷式リフトPOPO
当院リハビリテーション科では、4月からPOPOが導入されました。POPOとは、免荷式歩行器であり、特徴としてハーネス(体幹を支えるもの)を装着し、リフト機能で身体を吊り上げ、下肢にかかる体重の負荷を軽減する「免荷機能」により、転倒するリスクを軽減します。そのため、利用者や介助者も安心して、歩行練習や立ち上がり練習に取り組むことができる歩行器です。当院においては回復期病棟の患者さんを中心に、中枢系疾患の歩容改善や整形外科疾患による関節痛、また廃用症候群による筋力低下などがある患者さんのための、起立や歩行練習に使用しています。これからも、POPOを使用し在宅復帰へと繋がるリハビリを提供していきたいと思います。
リハビリテーション科 理学療法士 前川 直樹
忘年会
12月10日、伊香保温泉にて渋川中央病院の忘年会を行いました。今回もリハビリ科スタッフを中心に出し物の披露もあり、盛大な忘年会となりました。
病棟のクリスマス会
12月3日、大島幼稚園から園児の皆さんが来てくれました。歌や踊りを披露していただき、とても楽しい時間を患者様と過ごすことができました。患者様からは「すごく元気をもたって励みになりました」との声をいただきました。
回復期リハビリ病棟 荒井しのぶ
渋川中央病院だよりNo.172(11月号)
「ナーシングホーム石原の里」オープン
[入居者募集中]
10月1日、当病院の近隣(石原343番地の1)にサービス付き高齢者向け住宅「ナーシングホーム石原の里」がオープンいたしました。すでに、十数名の方が入居され、石原の里で新しい生活を始められています。渋川駅や市街地も近く、生活されるには便利な土地です。なにより、当病院にて、内科をはじめとする診療はもちろん、透析が必要な方には送迎も行います。石原の里と当病院とは、徒歩でも4分程度で着く距離ですので、その他持病のあるあるの方なども安心してご入居いただけます。お待ちしております。
外観 居室(1人部屋)
食堂 デイサービス
姿勢を改善しましょう パソコン、スマートフォン利用者は要注意
パソコンやスマートフォンの普及に伴い、姿勢の悪い人が増えています。「巻き肩」という言葉を聞いたことはありませんか?悪い姿勢の状態が続くと、肩こりや頭痛の原因になります。
今回は簡単なセルフチェックと改善方法をご紹介します。
<セルフチェック>
立って、力を抜いた状態で両手をだらんと下ろします。
この時
A 手の甲は横を向いている・・・写真A
B 手の甲は前を向いている・・・写真B
B の人は巻き肩の可能性が高いです
<ストレッチ方法>・・・写真C
硬くなってしまった筋肉を伸ばしましょう。
部屋の出入り口や、柱などを利用しストレッチします。
写真のように手を壁につけ、重心を前に移動します。
胸~腕が伸ばされているようなら正しくストレッチされています。
きつい方は別の方法でも良いでしょう。・・・写真D
*高齢の方や、肩が上がらない方は、痛くない範囲でおこなってください。
*肩に痛みが出る場合は、中止してください。
リハビリテーション科 作業療法士 塚越妙子
全体研修会開催
医療安全及び感染対策についての、平成27年度第2回目の全体研修を開催しました。対象は全職員で、9月29日と10月1日の2日に分けて行いました。
株式会社大塚製薬工場の協力のもと、中継放送された「みんなで取り組む医療安全と院内感染対策」の講義(講師:京大医学部附属病院、一山智氏)で学びました。
十五夜
十五夜行事で「とんぼ作り」をしました。難しく、失敗したけど皆で協力して作るのはとても楽しくて、入院生活の思い出になってよかったです。
回復期リハビリ病棟 入院患者 様
船尾太鼓
9月12日、デイケアに吉岡船尾太鼓の方々が来てくれました。船尾太鼓は各地域のイベントに引っ張りだこで、世界にも進出している勇士です。
日本の古き良き伝統文化を目の前で見て、和太鼓の迫力にびっくりし、利用者様にとても喜んでいただきました。
デイケアセンター 森下 香
新しい企画
紙粘土にスタッフが絵の具を混ぜ、患者様にこねたり、丸めてもらい、懐かしみながら楽しんで作っているところです。近日、病棟にて展示する予定です。
療養病棟 斉藤直美
渋川中央病院だよりNo.171(9月号)
透析導入の原因の3分の1は糖尿病から
日本透析医学会が毎年実施している統計調査「わが国の慢性透析療法の現況」によると、2013年末現在、国内の透析人口は、31万4,180人で、前年(2012年)末より4,173人増加しました。
このうち、原因疾患は糖尿病腎症が11万5,118人(透析患者全体の37.6%)と最も多く、透析導入の原因1位は糖尿病ということになります。その次に慢性糸球体腎炎が9万9,029人(同32.4%)で続き、この2つの疾患で全体の7割を占める結果となりました。
糖尿病は、早い時期に治療をはじめ、塩分制限など必要な食事改善、血糖と血圧の管理など適切な治療を続けていれば、多くの人は腎合併症をひどくしないで寿命を全うできます。早期治療開始により、合併症の発症・進行も遅らせたり止めたりすることができると思われます。
透析センター 倉方洋輔
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当院も毎週水曜日午後、糖尿病専門外来を行っています。
その他、月・火の午後は北原徳之先生、火・木の午前は田村茂生先生が腎臓内科外来を行っています。心配な方はぜひ、お早めに受診をおすすめします。
また、新任の2名の医師も透析を担当いたします。
竹内 利行 東京大学卒業
透析内科
7月半ばより、毎週木曜午前、透析回診を行っています。
現在、群馬大学本部で、副学長としてグローバル化戦略を担当しております。群馬大学では、平成21年まで生体調節研究所で内分泌・代謝の研究に従事し、15件ほどの特許を取得しました。この中に透析医療にも応用できるものがあり、その可能性を検討したいと思っております。
渋川は、前橋・渋川マラソンの折り返し点で、折り返しポールを廻って下り坂に入った時の爽快感はたまらないものです。
青木 剛 福井大学卒業
・総合内科専門医
・腎臓専門医
・リウマチ専門医
6月より木曜(第2・第4)午後の内科外来を担当させていただいています。渋川市出身なので、地元で働けることが大変うれしく、光栄に思っています。どうぞよろしくお願いします。
入居者募集中
10月1日オープンのサービス付き高齢者向け住宅「ナーシングホーム石原の里」からも、透析室へ送迎いたします。
施設名称 | ナーシングホーム石原の里 | |
一室あたり居室面積 | 1人部屋 | 18.30㎡(54室) |
夫婦部屋 | 39.65㎡(3室) |
居室(夫婦部屋) 食堂
居室(1人部屋)
地域の介護予防に貢献しています
平成27年7月27日(月)金井南町住民センターで開催された金井南町福寿会の定例会にて、膝痛予防・改善についての講話をさせていただきました。
当日は猛暑日にもかかわらず、約50名の方が参加され、一緒に体操も行っていただきました。高齢になるにつれ、膝に悩みを持たれる方が多いと聞いております。私たちのこのような活動で少しでも膝痛の予防に役立てていただければ幸いと思っています。
渋川中央病院は渋川地域リハビリテーション広域支援センターとして、地域の方々の介護予防啓発に積極的に取り組んでいます。
リハビリ科 理学療法士 森 順子
渋川中央病院だよりNo.170(7月号)
30年勤続表彰を受賞して
佐藤 よし子 (療養病棟 看護師長)
私が当院に入職したのは開院3年後の昭和60年でした。
無事に30年勤続を迎えることが出来たのは、院長はじめ皆様の支えがあったからこそと、大変うれしく感謝しております。
当時の夜間緊急手術には、家が近いこともあり必ず召集がかかりました。白衣の着替えのロスを省く為に家から白衣を着用し、車を飛ばしたものでした。あっという間の30年でした。
この秋には「ナーシングホーム石原の里」がオープンし、一層大きく発展した渋川中央病院で勤務できることをこの上なく光栄に思います。
これからも日々努力し、微力ながらも貢献したいと思っております。さらなる御指導、御支援よろしくお願いいたします。
当院は、開院33周年を迎えることができました。これもひとえに、渋川地域の住民の方々はじめ、皆様の御支援の賜物です。6月11日には、市内式場にて開院33周年記念祝賀会を挙行し、永年勤続者への表彰等を行いました。
永年勤続表彰者 新入職員
30年 1名 18名
15年 2名
10年 6名
5年 23名
新任医師紹介
星野 勇馬
呼吸器内科、京都大学医学部卒
4月より毎週土曜日に内科外来及び病棟の診療を行っております。
呼吸器疾患の患者様に定期通院いただけるよう、微力ながら尽力させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
柏餅づくり
デイケアでは、5月5日のこどもの日に柏餅づくりをしました。生地をホットプレートで焼いて、あんこをはさんで作りました。
「なかなかおいしかたよ」という声も聞こえて嬉しかったです。皆で楽しく過ごせてよかったです。
デイケアセンター 新藤 陽子
病棟の五月行事
5月のこいのぼりの行事として患者様と一緒に新聞紙でかぶとを作り、それをかぶってポーズをとって写真を撮りました。ポーズをとった時の皆さんの勇ましい姿がとても印象的でした。
回復期リハビリ病棟 荒井しのぶ
リハビリ農園作物づくり
リハビリテーション科では、作業療法の一環として、野菜の栽培を行っています。
先日、患者様が植えた野菜は、ただいま太陽の光をあびてぐんぐん大きくなっています。今年は、去年好評だったスイカにも挑戦していますので、8月の病棟納涼祭に提供できればいいなあと思います。
リハビリテーション科 塚越 妙子
認知症予防レクリエーション
デイケアでは、5月14日に認知症予防のレクリエーションを講師の先生に来ていただき行いました。
簡単な歌にあわせて手を動かしたり、数字あわせをしたりして難しそうでした。普段とはひとあじ違ったレクリエーションを楽しんでいただけたようです。
デイケアセンター 森下 香
歴史と海と食 静岡へのバス旅行
6月7日は職員の日帰りバス旅行でした。時々日差しが出るまあまあの天候の中、高速道路を乗り継ぎ、最初は日本平ロープウェイで久能山東照宮を参拝しました。東照宮では徳川家康公400年祭が行われており、家臣などに扮した人たちが勇壮な武者行列を披露していました。
久能山を後にして焼津で名物のまぐろ、トロづくしの昼食を堪能。
それから、三保の松原の散策では神聖な老松の並木道「神の道」を500m歩いて、海岸近くで羽衣の松も見ました。形が見事な松ばかりなのは驚きです。途中、北原白秋の「ちゃっきり節」の立て札もなつかしく読みました。
~唄はちやっきりぶし、男は次郎長、
花はたちばな、夏はたちばな、茶のかをり。
ちやっきり ちやっきり ちやっきりよ、
きやァるが啼くから雨づらよ。~
また、駿河湾ミニクルーズでは船上から雲に見え隠れする富士山も見られてよかったです。
時間的にはハードでしたが、それもまた、思い出となる一日でした。
デイケアセンター 山田 和子
渋川中央病院だよりNo.169(5月号)
新任医師紹介
荻原 貴之 (糖尿病外来) 毎週水曜 14:30~
本年4月より糖尿病外来を担当しております。現在、糖尿病及びその予備軍と考えられる人は国民のおよそ6人に1人と考えられており、それによる社会的な損失は大きな問題となっています。合併症を起こさない、或いは進行させない為には何が出来るでしょうか。ご一緒に考えていきましょう。よろしくお願いします。
群馬大学卒業
・総合内科専門医
・内分泌代謝科専門医
・糖尿病専門医
三井 健揮 (血液内科)
4月より非常医師として、毎週金曜日にお世話になっております。少しでも早く仕事に慣れて、患者様のお役に立てればと思います。よろしくお願いします。
群馬大学卒業
・総合内科専門医
・血液専門医
・がん治療認定医
・日本輸血・細胞治療学会認定医
平成27年度新入職員紹介
新しいスタッフが加わりました。どうぞよろしくお願いいたします。
看護師4名
准看護師5名
医療事務員2名
臨床検査技師1名
言語聴覚士1名
作業療法士1名
理学療法士1名
看護補助者3名
渋川地域リハビリテーション広域支援センター
当院は県から地域リハビリテーション広域支援センター(渋川地域)の指定を受けています。その活動の一環として、渋川市の依頼によりリハビリテーション科職員が地域の公会堂等に赴き、筋力トレーニング教室を実施しています。鬼石モデルの筋力トレーニングの説明・実践を行い、高齢者の体力維持や転倒予防などの健康づくりを目指しています。
□鬼石モデルとは、旧多野郡鬼石町で始まった筋力トレーニング10種などの住民主導型介護予防事業
□直近で実施した教室
勝保沢集会所:平成26年11月25日
田中公会堂 :平成26年12月1日、平成27年3月2日
御蔭会館 :平成27年1月21日
本石原会館 :平成27年3月9日
□参加した理学療法士・前川より
~3月9日、天候が悪いにも関わらず、10数名の方々が参加されました。皆さん一つ一つのトレーニングを丁寧に行っており、また疑問点に対しての質問もあり、とても積極的に取り組んでいると感じました。今後も、より多くの方々に参加していただけるよう、地域活動に努めていきたいと思います。~
年間を通じ各種研修を行っています
当院では職員を対象とした各種研修を開き、知識・技術の向上や各々が自己研鑽できる環境づくりに努めています。以下は、平成26年度に実施した院内研修の概要です。また、この他にも随時、各部署にて職員のレベルアップを目的とした様々な研修を行っています。
項 目 |
研 修 名 |
備 考 |
基礎教育 (合計10回と、知識技術教育は2週間) |
・新入職者オリエンテーション ・新入職者知識技術教育 ・基礎コースⅠ・Ⅱ・Ⅲ ・リーダー研修 ・プリセプター研修 |
講義の他に、ディスカッションやグループワークを含む |
職場内 (随時) |
・看護技術研修 ・介護技術研修 ・専門分野研修 |
講義の他に、実技や院外研修の伝達講習等も含む |
全体研修 (合計6回) |
・第1回医療安全研修(5月と7月の2回) ・第1回感染防止研修(6月と8月の2回) ・第2回医療安全及び感染防止研修(共催) ・院内研究発表会 |
医療に携わる全職員を対象とした講義内容。ノロウィルス等の感染防止策など、時事的な話題も適宜扱う |
看護部 (合計4回) |
・医療安全(心電図モニター取り扱い) ・看護技術研修(看護必要度評価について) ・医療安全(透析患者の安全管理) ・医療安全(医療ガスの取り扱い・人工呼吸器の操作方法と効果) |
必要に応じ、メーカー等の外部講師を招いた講義を含む
|
9月オープン予定 サービス付き高齢者向け住宅 「ナーシングホーム石原の里」
本年9月中旬に開設予定の「ナーシングホーム石原の里」では、以下のような方にも入所いただけます。
胃ろう・腸ろう、経鼻経管栄養、在宅酸素、人工呼吸器、ストマ、痰の吸引を要する方、中心静脈栄養法、リハビリ希望、がん末期、人工透析(送迎付)、インスリン注射などの医療処置が必要な方も、安心して暮らしていただけます。
ひとり部屋 54室 (トイレ、洗面台、物入れ付)
夫婦部屋 3室 (トイレ、洗面台、物入れ、ミニキッチン付)
9月、ナーシングホーム石原の里オープンに付き、職員募集中!
詳細は、電話0279-60-6565 事務長清水まで